シュトルム・パンツァー最強と言われたヨーヨー

PAKFA(パクファー)TYPE-85

仕様・スペック
※赤文字は2022年8月発売のTYPE-82からの主な変更箇所です。
直径:約51mm 全幅:約41mm→44mm 重量:約61g(うちステンレスリム約42g→約46g)
ボディ素材:超々ジュラルミン(A7075系)(比重:約2.8)
リム素材:SUS304(比重:約7.8)
ベアリング:CP-06 D9ボールベアリング(サイズD)
レスポンス:CP-09 ブレードアタックパッドエコノミー
アクセル:M4x12mmステンレスアクセル
発売年月:2025年9月
(※ストーリーブック8巻配布終了につき、制式番号「WY-008」表記を廃止します。)

<希望小売価格>
¥18,700

<カラーバリエーション>
グリーン(陸軍イメージ)、ネイビー(海軍イメージ)、グレイ(空軍イメージ)


設計コンセプト(初期型段階)

 ↑2016年発売の初期型PAKFAのページはこちらです。


 2016年に発売された初期型PAKFAは、2015年のプロトタイプ時点で既にシュトルム・パンツァー最強のヨーヨーと呼ばれました。
なぜPAKFAが最強と呼べるかと言うと、シュトルム・パンツァーが提唱している
『バイメタル×サイズDベアリング×超軽量』という設計コンセプトの三本柱と同時に、
『サイズDベアリングは軽くて小さいヨーヨーと相性が良い』という特性を最も体現したモデルだからです。
通常、ヨーヨーの回転性能(本項では慣性モーメントの意)は重量よりも直径に大きく左右されます。

(直径>重量の理論はリワインドTV第2回シュトルム・パンツァー特集後編14:58~で解説しているのでクリックして観てください。)


直径が小さいアンダーサイズ帯で最大限に回転性能を引き出すため、重量配分を最大限に外周に割り当てた「ステルスオーガ」のリムデザインを受け継ぐ形でPAKFAが設計されました。
従来のアンダーサイズは直径が小さい代わりに重量を重めに設定する傾向がありましたが、ステルスオーガのリムデザインによりアンダーサイズながら軽量化に成功し、軽量化することでサイズDベアリングと相性が良くなるという、相乗効果を生み出しました。


設計コンセプト(TYPE-82からTYPE-85へ)
 初期型からTYPE-82へリニューアルするにあたり、ヨーヨー力学第一人者・すっすーさん(薄野氏)に設計を依頼。
直径・幅・重量・形状がほぼ同じなのに、リムの重量が約31g→42gと驚異的に進化しました。
また実験的に「チョコミントは歯みがき粉ではない。」と同じく「CP-15 M3.5 ボースヘックスアクセル」を採用しました。


(左:オリジナル、右:TYPE-82)


 そして西暦2025年=皇紀2685年にPAKFAはTYPE-85にリニューアルします。TYPE-85もすっすーさんに依頼しました。
直径・重量をほぼそのままに幅が約41mm→44mmへワイド化。
ボディ体積を減らしリムで幅を稼ぐ構造上、リムの重量も約42g→46gへ重量比アップ。
ただしアクセルはM4x12mmの汎用アクセルに戻しました。
やはり従来のM4アクセルに対してボースヘックスアクセルのM3.5の細さと長さ10mmの制約は、ワイド化での回転ブレを抑えるという点で不利に働きました。
近年の競技向けハイエンドモデルのワイド化傾向を踏まえ、さらに幅の広い幅約45㎜のプロトタイプも存在しますが、そちらは不採用となり幅約44mmのモデルをTYPE-85として製品化します。


(左:TYPE-82、右:TYPE-85)


取扱方法・免責事項
ベアリングはCP-06 D9ボールベアリングです。交換は自己責任にてお願いいたします。
レスポンスパッドはCP-09 ブレードアタックパッド(エコノミー)です。
製造・組立・出荷の過程で小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。
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