21世紀の新世代格闘技「ヨーヨーフィスト」に、チーム「シュトルム・パンツァー」が挑む!(全14巻完結)

ストーリーブック14巻(完結)のあらすじ


<完結編最終話>

 2015年ヨーヨーフィスト年間リーグ決勝戦は、1勝1敗1分け。
リボルバイブル対シュトルム・パンツァーの戦いは延長第4試合に突入。
鴉朱佳&凱龍閃は豪機&エクリプスオーガから受けたダメージを、
四聖獣の力で全快させた上、さらに戦闘力が増しているはずだ。
だが豪機には、京獅郎&レオスナイパーMK-Ⅱが勝つための秘策がある。
豪機が霞美を病室に引き留めている隙に、京獅郎は霞美の自宅へ向かう。

「グラビティカノン、発射準備!」
「蒼井京獅郎、装填」
「ターゲット、ロック!」
「撃てぇ―――――っ!!」

京獅郎と鴉朱佳の決着は、最後の戦いは、
地球から6万光年の彼方で繰り広げられる!


 同年12月。霞美と豪機は身の危険を感じ海外移住を計画していた。
フロリダの町工場で量産された新システム搭載機「NM9」のテストも兼ね、
軍需産業マーシャルインダストリ本社のあるフロリダへ旅立とうとする。
しかしまたしてもYukikoに盗聴され、計画は察知されていた……!?


シュトルム・パンツァーストーリーブック 第二部〔完〕

巻末カラー特集「オールアバウト YoYoJam 2004-2006」。
伝説のヨーヨーメーカー・ヨーヨージャム社のラインナップのうち、
2004年から2006年までに発売された全25機種+αを、
オールカラーで解説する永久保存版第3弾!




つづきは
「SY-014L ステルスオーガ ファイナルエピソードVer.」
「SY-014L/R ステルスオーガ&レオスナイパーMK-Ⅱ ファイナルエピソードVer.」

「DX-2000 ライジングフェノム」とセットの
「ストーリーブック14巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
これまで新機種がリリースされるごとにストーリーが進んできました。
14巻にてシュトルム・パンツァーストーリーブックは完結となります。


マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック13巻のあらすじ


<完結編第4話>

 決勝戦第3試合。零太&シュナイダーMK-Ⅱの対戦相手は、
以前ライフルで霞美の研究室を狙撃した男、石動桂(いするぎ かつら)。
4機のオフストリングヨーヨーを魂の器とし、
古来より中国大陸に伝わる聖獣、青龍・朱雀・玄武・白虎を呼び覚まし、
あらゆる自然現象を操る究極奥義、「甦露覇武」(そろはむ)。
オフストリングヨーヨー4機による甦露覇武から現れた聖獣が、
零太に襲いかかる。ブレードアタックモードのエネルギーシールドでも、
甦露覇武を防ぎきることは出来ない。
そして戦いの最中、霞美は石動の正体に気付く。

 一方、豪機は延長第4試合に備え、鴉朱佳&凱龍閃を倒す方法を京獅郎に伝えようとする。

“今すぐTSUTOYAでGF編とスラゼロの最終巻借りて、俺の病室に持ってこさせろ”

豪機の2つの秘策。それは……!?


巻末カラー特集「オールアバウト YoYoJam 2002-2003」。
伝説のヨーヨーメーカー・ヨーヨージャム社のラインナップのうち、
大径ベアリング(サイズC)を初採用した「パトリオット」「ブラックノヴァ」から、 「スペシャルエージェント」「フリーエージェント」まで。
全27機種+αをオールカラーで解説する永久保存版第2弾!



つづきは「RY-013S NEWS/SA」、「RY-013F NEWS/FA」とセットの
「ストーリーブック13巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。


マンガイラスト:亜美寿真、表紙イラスト:アトリエ海百合
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ストーリーブック12巻のあらすじ


<完結編第3話>

 凱龍閃の集光荷電龍拳を喰らい、エクリプスオーガは中破。
バイオスピナーシステムのバッテリーも残りわずかとなった。
もしバッテリーを使い果たせば、ようやく再会できた霞美とも
永遠の別れとなってしまうのか。
絶望のあまり泣き崩れる豪機に、喝を入れる霞美。
その時、豪機の心の叫びに呼応するかのごとく、
古代フロリダ遺跡より目覚めた、伝説の機械獣が飛来する。
そして傷だらけの豪機とエクリプスオーガを包み込んでいく。


“エクリプスオーガが進化した……? 伝説のヨーヨー!?”


これが豪機とエクリプスオーガの、
最後の姿、最後の戦いだ!!!


シュトルム・パンツァーストーリーブック第一部 〔完〕

巻末カラー特集「オールアバウト YoYoJam 1998-2001」
伝説のヨーヨーメーカー・ヨーヨージャム社の、
サイズCベアリング登場以前の最初期ラインナップを、
全機オールカラーで大解説する永久保存版!



つづきは「SY-012 覚醒のエクリプスオーガ」とセットの
「ストーリーブック12巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。


マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック11巻のあらすじ


<完結編第2話>

 SPINATION戦で力を使い果たし意識を失った豪機は、
決勝戦の朝になっても目を覚まさない。
バイオスピナーシステムで強引に起こせば、
豪機の意識は二度と戻らないかもしれない。
豪機&エクリプスオーガ不在のまま決勝戦に臨む霞美。
だがリボルバイブル陣営で待ち構えていたのは、
慈緒鴉朱佳と、専用の新型ヨーヨー「凱龍閃」(がいりゅうせん)。
そして両脇を固めるYukikoと、以前ライフルで狙撃してきた眼鏡の男。
宗教法人凱龍会は試合に紛れて霞美たち一派を始末すべく、
プロの殺し屋を送り込んできたのだ。
このままでは優勝を逃すどころか、京獅郎と零太の命までも危うい。
その時、Yukikoのカウンターウエイトの発光回路が点滅を始めた。
その点滅の意味は……。


“タングラーで空気中の荷電粒子をかき集めてる……破滅の魔獣……!?”


豪機とエクリプスオーガの出会いは、
これまでのすべての戦いは、この瞬間のためにある!!!


巻頭カラー特集「絶版未復刻戦闘機械獣のすべて 帝国軍編」
巻末カラー特集「絶版未復刻戦闘機械獣のすべて 共和国軍編」


つづきは「RY-011 凱龍閃」とセットの「ストーリーブック11巻」にて
挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。


マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック10巻のあらすじ


<完結編第1話>

 ヨーヨーフィスト2015年リーグはいよいよ終盤。決勝進出をかけた、
シュトルム・パンツァー最後の対戦相手は、「SPINATION」。
バイオスピナーシステムと疎通し続けた豪機の肉体と精神は、
限界に達している。決勝戦でリボルバイブルを倒し優勝するまで、
あと2試合の辛抱だ。凱龍会の脅威が迫る霞美は、豪機を連れて
フロリダへ飛び立つ準備を始めていた。

 だがSPINATIONとの第1試合は零太のシュナイダーMK-Ⅱに
原因不明のトラブルが発生し、引き分けとなる。
残る試合はTOMMY&SOUL VS 京獅郎&豪機のタッグマッチで
決着をつけることになった。
そして観客席には、豪機を見つめるYukikoの姿が……。
戦いの最中、レオスナイパーMK-Ⅱの人工知能である「MK-Ⅱコア」が、
未だ見ぬ新たな必殺技コマンドを指示する。

“LEO-OGRE EXPLOSIVE PHALANX”

レオスナイパーMK-Ⅱ(獅子)とエクリプスオーガ(凰呀)の
最強合体必殺技、『獅凰滅砕陣』(しおうめっさいじん)を見たか!?


出演:SPINATION


つづきは「SY-010 獅凰滅砕陣!!」とセットの「ストーリーブック10巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。

マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック9巻のあらすじ


 塩染リョウスケのラセレーション殺法を喰らい、シュナイダーは大破した。
マーシャルインダストリ東京支社ビルでは、塩染のヨーヨーを逆解析して
開発された、「シュナイダーMK-Ⅱ」がロールアウト。
ブレードアタックモードへの変形テストが行われていた。
レーザーブレードの切れ味を試すため、Yukikoの名刺ヨーヨーを切断してみるが、
ボディーの中から現れたのは……。

 一方、フロリダの町工場では、休眠していたヨーヨー製造ラインが再稼働。
1ハンドでのバイオスピナー制御を可能とする新システム、
「ソリッドバイオスピナーシステム」を搭載した新型機、「NM9」のシャーシが
生産されていた。エクリプスオーガで得た実戦データをフィードバックし、
いよいよ兵器としての量産体制は整いつつある。
そして京獅郎と零太は、霞美と豪機の計画を、リボルバイブルを影で動かす
宗教法人「凱龍会」の秘密を知ってしまう。

“ヤツら、国会の議席をヨーヨー業界人で独占するつもりらしい”

“誰も戦争しなくて済むように、世界中の軍事システムを
俺と霞美で管理してやろうって言ってんだよ。感謝しろよな?”


対峙する京獅郎と豪機の前に、新たな刺客が襲いかかる……!!


つづきは「WY-009 NM9」(エヌエムナイン)、
「DX-1000 S2ブレードアタック」等とセットの、
「ストーリーブック9巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。

※ストーリーブック後半より、最終回に向けてのヨーヨー在庫調整のため、
 1つの巻につき、ペアになる該当機種が複数にまたがる場合が多々あります。
 よって早々に生産終了となる機種が今後増えます。ご了承ください。


マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック8巻のあらすじ


 真夜中の川崎の埠頭。豪機は銀色のサウスポーレオスナイパーと、
Yukikoの名刺ヨーヨーを使い、得意の3AでYukikoの右腕を脱臼させた。
だが隠し持っていた拳銃を突きつけられ、形勢逆転してしまう。
タクシーでエクリプスオーガを運ぶ霞美の後方から、京獅郎と、
新型ICユニット「MK-Ⅱコア」を搭載した「レオスナイパーMK-Ⅱ」が追跡。
一刻も早く豪機を救出しなければならないが……。
笑いながら果敢にYukikoに挑む京獅郎の姿と、
命懸けの霞美の言葉から、豪機は自身の使命を悟る。
戦いの行方はエクリプスオーガのバイオスピナーシステムと、
レオスナイパーMK-ⅡのMK-Ⅱコアに託された。

 同時に、未来では一つの出来事が起こる。
20XX年。軍需産業マーシャルインダストリが開発した量産型ステルスオーガ、
通称「PAKFA」(パクファー)が、陸上自衛隊の制式装備として配備される。
日米同盟による対テロ市街地戦闘を想定し、肉体を超人化させ、
互いに言語と思考の異なる二国間の歩兵の頭脳を、
ヨーヨーを通じて電気的に統制するインターフェース。
これこそがバイオスピナーシステムの本当の姿だ。

火野霞美と氷浦豪機の暗躍により、
ついにヨーヨーが兵器運用される未来は訪れた……!!



つづきは「WY-008 PAKFA」(パクファー)、
「SY-008 サウスポーレオスナイパー」(ニッケルメッキ仕様)等とセットの、
「ストーリーブック8巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。

※ストーリーブック後半より、最終回に向けてのヨーヨー在庫調整のため、
 1つの巻につき、ペアになる該当機種が複数にまたがる場合が多々あります。
 よって早々に生産終了となる機種が今後増えます。ご了承ください。


マンガイラスト 亜美寿真
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ストーリーブック7巻のあらすじ


 21世紀の新世代格闘技ヨーヨーフィスト。2015年リーグは序盤を終えた。
リボルバイブル戦で病院送りとなった豪機・京獅郎・零太は全快。
ICユニットが破損したレオスナイパーは、新しい「MK-Ⅱコア」搭載で調整中。
大破したシュナイダーは「MK-Ⅱシャーシ」への移行に取り組まれている。
エクリプスオーガに故障・異常は無い。

豪機は倉雲シンヤを再起不能に追いやったことで、
各種メディアから非難を受けていた。だが逆に世間から注目され、
霞美宛に豪機のコマーシャル出演の依頼まで来てしまう。
商談の場として、お酒とヨーヨーで殿方をもてなすクラブ、
「エレシーヌ・リネ」に招待された豪機は、

“俺好みの髪の長い美女で接待しろ”

と要求する。

商談の夜、豪機のために用意されたホステスの名は、源氏名「Yukiko」。
Yukikoから名刺代わりのヨーヨーをもらった豪機は、
酒の勢いもあり、Yukikoに秘めた想いを語り始める。
そして霞美を横目にYukikoをアフターへ誘うのであった。

物語もいよいよ後半に突入。豪機の一番長い夜が始まる……。



つづきは「RY-007 YUKIKO」等とセットの、
「ストーリーブック7巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。

マンガイラスト 亜美寿真
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過去のストーリーブックのあらすじはこちら


ストーリーブック新1巻のあらすじ


 21世紀初頭、米国で大規模テロが発生した。
これにより20世紀の東西冷戦体制は終わり、
世界の対立構造は、国家vsテロ組織の構図へと変わりつつある。
世界各国軍は、新たな戦場に適した新型兵器の開発に着手していた。

 2013年、日本ではヨーヨーを武器とした新世代格闘技、
「ヨーヨーフィスト」のチャンピオンリーグが人々を熱狂させていた。
軍需産業マーシャルインダストリが運営権を持つ中堅チーム、
「シュトルム・パンツァー」は、新型ヨーヨー「ステルスオーガ」と、
エンジニアの火野霞美(ひのかすみ)をチームへ派遣。
ステルスオーガに搭載されたバイオスピナーシステムにより、
超人的な戦闘力を得たシュトルム・パンツァーだが、
バイオスピナーシステムには重大な欠陥があった。
そして「ステルスオーガ事件」によるリーグ失格と、
翌2014年の出場停止処分を受けてしまう。

 霞美は2015年のリーグ復帰に向け、改良型バイオスピナー搭載機
「エクリプスオーガ」を開発する。エクリプスオーガと、
そのサポートメカである「レオスナイパー」と「シュナイダー」の使い手を
探し求めていた。霞美の高校時代の同級生、氷浦豪機(ひうらごうき)は
エクリプスオーガの使い手になることを決意。そして霞美の美貌と
バイオスピナーシステムにより、豪機の人格は変貌してゆく……。

絶版となったストーリーブック1巻の内容を元に完全リニューアルし、
2巻へと続く空白部分のエピソードを追加。
霞美と豪機の、エクリプスオーガの戦いはここから始まった……!!


つづきは「SY-001 ステルスオーガMK-Ⅱ」とセットの、
「ストーリーブック新1巻」にて挿絵イラスト付でご覧下さい。
「ストーリーブック新1巻」は通常商品として単品販売をいたします。
新機種がリリースされるごとにストーリーが進んでいきます。

マンガイラスト 六条公園、亜美寿真
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過去のストーリーブックのあらすじはこちら


主な登場人物紹介

蒼井 京獅郎 / Kyoshiro Aoi
 16歳(高校二年生)、身長166cm、血液型A型。
使用機種:レオスナイパー
ファイトスタイル:カウンターグレネード(5A)
必殺技(フェイバリット):シュトルム・クローバーエッジ

2015年のシュトルム・パンツァー再編成にて、火野霞美にスカウト
された。天才少年ヨーヨープレイヤーとして世間からはエリート扱い
をされており、高校もヨーヨー推薦で入学。天才を自負している。
高校生ながら“神になりたい”という漠然とした欲望を持っており、
そのための努力と犠牲を厭わず、いかなる相手に対しても
高圧的に接する。

愛機は京獅郎専用機「レオスナイパー」。さらに専用のオプション、
「タクティカル・アイ」と「ホーミングブースター」を装備し、
新戦法「カウンターグレネード」を可能とする。
イメージとは対照的に、力押しはせず、打算的な戦い方を好む。
“神”であるためには、絶対に負けない戦いをしなければならない
からだ。

同世代では他に、同じ高校の後輩である菅生零太と、前年度優勝
チーム「リボルバイブル」の、慈緒鴉朱佳(じおあすか)などがいる。
京獅郎の目指す天才とは? “神”とは……?
そして火野霞美とマーシャルインダストリの思惑を知り……。

「蒼井京獅郎」とはその名の通り、蒼いライオン=シュトルム・パンツァー。
そのルックスは、青+白+金+黒=シュトルム・パンツァーのエムブレムを象徴。
神になりたい欲望を持つ、少年漫画の王道の真逆を突き進む主人公だ!


  

火野 霞美 / Kasumi Hino
 29歳(2015年時)、身長156cm、血液型O型。
マーシャルインダストリのエンジニア。脳工学関連をメインに様々な
ジャンルに携わっている。バイオスピナー開発メンバーの一員。
バイオスピナー運用面でのサポート、データ収集のため、
シュトルム・パンツァーに出向社員として所属する。
「ステルスオーガ事件」について責任は問われていないようで、
翌2014年はチームの出場停止処分を受けるものの、
2015年に向けてのチーム再編成を任されている。

彼女の性格が分かりそうな例を3つ挙げると、

・一人で牛丼屋に入れる。
・SNSでの交流は時間の浪費。
・自分に必要な事しかしない。

である。ある意味、美人特有の冷たさ、陰りのようなものがある。
しかし普段の口調は、女子会で使う男言葉のようであり、
話をしてみると意外に気さくな印象も受ける。

「火野霞美」とはその名の通り、美貌を持ちながらも周囲の誰もを
寄せ付けない霞んだ存在であり、熱き闘志を燃やす炎の女。
霞美の最強パワーを受け止められるパートナーは、一体誰か……?


  

氷浦 豪機 / Gouki Hiura
 29歳、身長155cm、血液型AB型。
使用機種:エクリプスオーガL(ルナ・左手)、エクリプスオーガR(レイ・右手)
ファイトスタイル:バイオスピナーシステムによる3A
必殺技(フェイバリット):エクリプスドライバー、スピナー絞殺刑、パロパロ(顔面コロコロ)

火野霞美の高校の同級生。蒼井京獅郎と同じく天才少年扱いを
されていたが、高校入学後はヨーヨーと一切関わっていない。
2013年の「ステルスオーガ事件」以降、マーシャルインダストリにて
霞美主導の下に開発した改良型バイオスピナー搭載機、
「エクリプスオーガL(ルナ)」と「エクリプスオーガR(レイ)」の
実験台になるため、仕事を辞め霞美と手を組んだ。

攻撃面ではバイオスピナーとエクリプスオーガの力により、
内蔵バッテリーが切れるまでは最強のパワーとスピードを持つが、
その年齢と体格から、防御面では“紙切れ”である。
ある意味、バイオスピナー本来の運用目的を忠実に体現している。

左右のリストバンドとスニーカーの色をヨーヨーに合わせて
いるのは、左右どちらの半身(脳)が活発に動いているのかを、
霞美が目視確認するため。エクリプスオーガは常に霞美の
コンソール端末の管制下にあり、霞美がいなければ豪機は
“ただの人間”である。

「氷浦豪機」とはその名の通り、太陽の女・火野霞美と溶け合う
その瞬間にだけ、最強のパワー(豪)とスピード(機)を持つ、月の男である。
果たして、霞美の力をどこまで受け止められるのか……?

  

菅生 零太 / Reita Sugo
 15歳(高校一年生)、身長164cm、血液型B型。
使用機種:シュナイダー
ファイトスタイル:1A
必殺技(フェイバリット):イエーガーの帰還(ブレードアタックモード時)

2015年のリーグ復帰に向け、氷浦豪機、蒼井京獅郎に次いで、
火野霞美にスカウトされた。受験生当時、志望高校に京獅郎が
ヨーヨー推薦で入学したニュースを知り、動画サイトを見て
ヨーヨーを始めたばかり。今では京獅郎の後輩。

ヨーヨーしか出来ない京獅郎と違い、学業を優先し、
「ヨーヨースイッチ」のON/OFFの切り替えが出来る。
世間から天才と称される京獅郎に純粋に憧れているが、
潜在能力では京獅郎を上回っており、突然のひらめきで
強力な必殺技(フェイバリット)を繰り出すこともある。

開発段階で凍結し放置されていたヨーヨー「シュナイダー」を
使用する。京獅郎が専用機としてレオスナイパーを与えられたのに
対し、零太のシュナイダーはボツになったヨーヨーである。
京獅郎とレオスナイパーをうらやましく思う零太だが、
シュナイダーを与えた霞美の真意とは……?

「菅生零太」とはその名の通り、“蒼井”京獅郎の真逆を進み、
既成概念に縛られず、且つ社会的にバランスの取れた零(ゼロ)の精神を持つ少年だ!

+某カードゲームへのリスペクト




慈緒 鴉朱佳 / Asuka Jio
 16歳(高校二年生)、身長162cm、血液型AB型。
使用機種:D-Zi(5巻)、???(11巻~)
ファイトスタイル:返し技全般
必殺技(フェイバリット):???

 昨年優勝チーム「リボルバイブル」のエース的存在。
他人の精神世界に入り込めるという、不思議な力を持つ。
ヨーヨーフィストでは積極的な攻撃よりも、相手の攻撃を利用した返し技を得意とする。
そして氷浦豪機と同等かそれ以上の“戦闘機械獣”マニアである。

 自身でも気付いていない不思議な力のせいなのか。
他人と競い合うことをすると何をやっても勝ってしまう。
高飛車にならない謙虚な姿勢から周囲の人間関係も良好であるが、
鴉朱佳自身は人付き合いよりも、一人で遊ぶことを好むインドア派。
ヨーヨーは趣味の一つのつもりでいたが、成り行きでヨーヨーフィストに参戦。
リボルバイブルが優勝したこともあり、辞めるに辞められない。

 宗教法人「凱龍会」のトップと噂される鴉朱佳の両親は、
鴉朱佳が幼少期から既に不思議な力を持っていることに気付いている。
わざわざ鴉朱佳を出場させるためだけに、裏でリボルバイブルを結成し、
陰から出資し続けている、と噂される。

マーシャルインダストリの科学技術で戦うシュトルム・パンツァー陣営に対し、
人の心に入り込むというオカルトかつチートな特殊能力で戦う。
マスコミの報道では、同じく天才高校生と称される京獅郎と
ライバルであるかのように伝えられているが……



倉雲 シンヤ / Shinya Kuragumo
 26歳、身長177cmぐらい、血液型O型。
使用機種:倉雲シンヤが完璧に使いこなしたいと思えるヨーヨー
ファイトスタイル:1A
必殺技(フェイバリット):ホリゾンタル・ブレインツイスター

 4話と5話に登場。昨年度優勝チーム「リボルバイブル」より参戦し、氷浦豪機と対戦。
火野霞美の分析から、蒼井京獅郎では全く歯が立たない強さであることが伺える。
巨体の対戦相手を瞬殺してきた豪機だが、大柄でありながら俊敏な動きをする倉雲とは
相性が悪いらしく、苦戦した。
豪機のように相手と組み合う技ではなく、純粋にヨーヨーを相手にヒットさせる技が得意。
幅が広いストレート形状のヨーヨーを使用している。
実力だけでなくヨーヨーニュースサイトの管理人としても著名人であり、
劇中で唯一まともな人物と言える。

 中学生当時の菅生零太は、志望高校に蒼井京獅郎がヨーヨー推薦で入学した記事を
読みヨーヨーを始めたが、その記事の出所は倉雲の運営するニュースサイトであった。
ひねくれた豪機は、スポーツマンシップで握手を求める倉雲を生理的に受け入れられず、
「いいニュースのネタがある」とささやきかける。
ある意味、倉雲の握手を求める行為が、人類の歴史を変えてしまったのかもしれない。


物語の分岐点になる人物……!?!?



取材協力 yoyonews.jp

塩染 リョウスケ / Ryosuke Shiozome
 25歳、身長170cmぐらい、血液型O型。
使用機種:小さくて軽いのに当たりが強いヨーヨー
ファイトスタイル:ラセレーション殺法
必殺技(フェイバリット):ホリゾンタル・フック

 6話に登場。昨年度優勝チーム「リボルバイブル」より参戦し、菅生零太と対戦。
ラセレーションでストリングを高速旋回させカマイタチ現象を起こす、
「ラセレーション殺法」の使い手。

 塩染の使用するヨーヨーは、小さくて軽いのに当たりが強く、
重量級のシュナイダーを真正面からはじき返すほどのパワーがある。
その秘密は小型のベアリングによるものではないかと推測される。
軍需産業マーシャルインダストリが開発した戦闘用ヨーヨーとは一線を画す、
曲線的かつ芸術的な形状をしていることが伺える。
塩染との戦いにより、マーシャルインダストリのヨーヨー開発技術が進歩し、
そして来たるべき未来が待ち受けていることなど、誰にも知る由はない。

 劇中に度々「岩澤乳業IrPad」という清涼飲料水が登場し、
味は「ハード」「ノーマル」「ソフト」が存在することが伺えるが、
塩染とは一切関係無い。


ラセレーション殺法を使い始めたのはここ1年ぐらい……!?!?



取材協力 IrPad

高校時代の霞美
 豪機の意識の中にいる。
そしてエクリプスオーガR(レイ)にその魂が宿っている、のかもしれない。
目の前にいる霞美なのか、また別の人間なのか、分からない。






人間とコンピュータが一体化する新世界で会えるような。






Yukiko

???

京獅郎・霞美・豪機初期デザインイラスト しらかべりえ
マンガイラスト 六条公園、亜美寿真
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